コウモリのつばさのような大きな耳をもつ、小さなブルドッグ。
 1860年頃、フランスにやってきたイングリッシュ・ブルドッグに、パグやテリアを交配して作出されたとされています。1900年頃には、ローズ耳とコウモリ耳の2タイプがあり、ヨーロッパではローズ耳、アメリカではコウモリ耳に人気がありました。その後、最終的には、コウモリ耳が標準になったようです。
 日本では大正時代に知られるようになり、昭和初期にかけては数多く飼育されました。