300年以上も英国王国で箱入り娘生活を送っていた、由緒ある愛玩犬。
 イギリスの君主に愛され続け、特にチャールズ2世はこの犬の祖先にあたるスパニエル種を溺愛したといいます。名前もそれにちなんでいるが、ところがそのスパニエルは、その後の交配によってその容姿が変貌してしまいました。キング・チャールズ2世の肖像画に登場する犬の姿を、復活させるために誕生したのが、このキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルです。この種類にはコッカー・スパニエルの血も加えられたといわれています。  愛情を注げば飼い主の期待に応えてくれる、素直な性格です。寂しがり屋なので留守番は苦手のようです。