車/スーパーカーの絵:車/スーパーカーの絵:01 Lamborghini Countach
17年間の長きに渡り頂点に君臨し続けた
キング・オブ・スーパーカー
 1971年のジュネーブ・ショーにプロトタイプ『LP500』が展示され、初めて観衆の前に姿を現わした時は、衝撃を与えました。 クサビ形の思い切り低く広いボディは、まるで未来からやってきたクルマのようでした。3年後の1974年の生産開始から、1990年の後継車『ディアブロ』がデビューするまで生産されました。
 車名はランボルギーニ社があったピエモンテ地方の方言で、驚いたときに発する感嘆詞に由来します。 日本語で言う「びっくらこいた!!」(方言なので)と言う意味なのです。 「カウンタック」は和製外来語的発音で、「クーンタッシ」の方が発音的には近いのだそうです。
車/スーパーカーの絵:車/スーパーカーの絵:LP500R
 私が幼い頃の(1978年頃)『スーパーカーブーム』時、近所にスーパーカーを発見しては友人といっしょにおっかけたり、『スーパーカー消しゴム』をガチャガチャで入手しては『パッチンペン』で弾きながらレースを競ったり、『スーパーカー下敷き』(スーパーカーが写っているものならなんでも)を集めたり、それは凄い熱狂ぶりでした。
 中でも1番人気は『ランボルギーニカウンタック』でした。その理由はなんと言ってもこのスタイリングでしょう。曲線基調が主流の時代に、大胆に直線を組み合わせたウェッジシェイプのデザイン。ワイドな車幅と低い車高。パカっと開くリトラクタブルヘッドライト。そして極めつけは上に開くガルウィング式のドア。もう、何もかもが自分のまわりにあるクルマとは違っていました。ヒーローになるのは当然の結果でしょう。
 特に高い人気を誇っていたのが、『LP500R』(上)と『ウォルターウルフ仕様』(右)どちらも量産車ではなく、ワンオフのスペシャルモデル。
車/スーパーカーの絵:車/スーパーカーの絵:Wolter Wolf Version
車/スーパーカーの絵:車/スーパーカーの絵:controlbar
ランボルギーニ カウンタック 2/3