らくがきについて。10/4

 このあいだ、ひさしぶりに家の押し入れを整理していたら、とっても懐かしい小、中学校時代の教科書を発見しました。中を開いて見てみるともう、すごい落書きだらけでした。特に中学校の英語の教科書は極めつけでしたね。絵ばっかり載っているから、ここぞといわんばかりにらくがきされまくられています。(創作意欲をかきたてられる本だったんでしょうね、英語の教科書は。)もう「Mike」(マイク)と「Ken」(ケン)(二人とも冒頭から登場しているレギュラー人物。あと女の子もいたが名前忘れた。)なんか絶好の獲物です。 二人ともヒゲ、鼻毛はもちろん、耳毛まで生やされている始末。あと、立体ボクロ(立体的なホクロ)に毛が生えたのも描かれていました。 (らくがきの定番ですね。)うずまきホッペになっているのもありました。足元にはうんちが踏まされています。もちろんハエも飛んでいます。

 傑作なのは、白いTシャツを着ていた はずの「Ken」の胸に、なんとピョン吉が。もちろん頭にはメガネが描かれています。 笑顔で描かれているピョン吉が、らくがきされボロボロになった(ヒロシ化された。)「Ken」の哀愁を余計にそそる一コマです。

 あと、アメリカの青年達がアメリカンフットボールをやっている風景の写真が載っているんだけどこれもすごいです。左肩に三つのスパイクと右肩には楯、右手にマシンガンが描かれ、モノクロの 写真だったのが赤いボールペンで真っ赤に着色され、みごとにザク化されていました。しかもシャア専用。もちろん他の青年達は緑色。(知っている人は知っている。)

 あと、バスケットボールのルールなんかが記載されているページでは、ボールをかかえた少年が、後ろから 他の少年におっかけられているシーンのイラストがあるんだけれど、真っ白なボールがシマシマ模様のスイカに、後ろの少年はヒゲを生やしたオッサンに 変身させられていて「コラー!!スイカどろぼう!!」っていうフキダシまでついて、もう完全にそのページにかかれている内容とは全く関係ない「八百屋の店先で起こりうるであろう日常の事件」のイラストとなっていました。

・・・おわり。


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